1kmメッシュ解析雨量GPV

解析雨量は、国土交通省水管理・国土保全局、道路局と気象庁が全国に設置しているレーダー、アメダス等の地上の雨量計を組み合わせて、降水量分布を1km四方の細かさで解析したものです。解析雨量は30分ごとに作成されます。例えば、9時の解析雨量は8時~9時、9時30分の解析雨量は8時30分~9時30分の1時間雨量となります。
解析雨量を利用すると、雨量計の観測網にかからないような局所的な強雨も把握することができるので、的確な防災対応に役立ちます。

作成手法
 アメダスは雨量計により正確な雨量を観測しますが、雨量計による観測は面的には隙間があります。一方、レーダーでは、雨粒から返ってくる電波の強さにより、面的に隙間のない雨量が推定できますが、雨量計の観測に比べると精度が落ちます。両者の長所を生かし、レーダーによる観測をアメダスによる観測で補正すると、面的に隙間のない正確な雨量分布が得られます。なお、解析雨量の精度をより高めるために、国の他機関や都道府県の雨量計による観測も、アメダスと合わせて利用しています。

利用上の留意点
・レーダーの運用休止に伴い、該当する地域の降水強度が表示されないか、弱めに表示されることがあります。
・レーダーの電波が雨雲以外のものから反射されることなどが原因で、実際の降水よりもはるかに強い降水が表示されることがあります。

ライセンスについて
災害対応を目的として公開しています。データの二次利用等については防災科研までお問い合わせください。

データとリソース

追加情報

フィールド
ソース http://www.jmbsc.or.jp/jp/index.html
作成者 気象業務支援センター
メンテナー 防災科学技術研究所
最終更新 9月 30, 2024, 23:05 (JST)
作成日 12月 29, 2020, 23:35 (JST)
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